先月頃から、新型Cクラス(W206)のデリバリーが始まっています。
筆者の近所のディーラーでは、今月に入ってようやく1台目の納車が終わったばかりとのことでした。
店頭の試乗車も、各店舗1台すら確保できていない状況でグループ店で日替わりでローテーションさせている状況だそうです。
たまたま、ショールームにW206が置いてあったので見てきましたが、テスラ風のメインディスプレイがやっぱり主張していますね。
あとは、アンビエントライトが標準装備となり、W205では光らなかったエアベントにもアンビエントライトが搭載されています。
スイッチ類の質感もW205から変更が加えられており、シート調整の各種ボタンがかなり固くなっています。
押せている感覚がないので、この点は好みが分かれそうなポイント。
今回、新たに用意されたメーカーオプション「リアアクスルステアリング」こと4WS機構。
非搭載車で5.2mの最小回転半径が、「リアアクスルステアリング」搭載車であれば、5.0mになるとのこと。
W205の最小回転半径が5.1~5.2mなので、非搭載だからと言って小回りが効かない訳ではありません。
ただ145,000円という価格で、男心をめちゃめちゃくすぐってくる装備です。
AMGライン(326,000円)との同時装着が必須なので、「リアアクスルステアリング」をつけたい場合、最低471,000円のオプションが必要となります。
AMGラインをつけると、新登場のスターパターングリルもついてきますので、個人的にはAMGラインはいずれにせよつけたいオプションですね。
W206のAMGラインは、グリル形状・バンパー形状が異なるので、旧来のAMGパッケージとは異なっていて、コスパは若干良くなっています。